若葉駅前の歯医者「井上歯科クリニック」からブログ詳細をご案内します。

親知らずの抜歯は大変?

親知らずの抜歯は大変?

  患者さんのほとんどの方は、いやいや全ての方が歯は抜きたくないと思っていると思います!

 特に “親知らず” では 腫れる! とっても痛い! 口が開かなくなり1週間は寝たきりになる! 究極は死んでしまう! など様々な誤報が流れているようですが…

 そのほとんどは“ウソです!!! 

 

 そもそも親知らずとは、前歯から数えて8番目の歯のことです。

生えてくる時期は個人差がありますが、早い人で高校生くらいからで、遅い人でも25歳くらいで確認できると思います。

 顎の成長は成年(20歳くらい)でほとんどの方が大体止まります。

8番目に生える親知らずは最後に生えてくる為、成長の止まった狭い顎に生えるだけのスペースが足りなくなることが多く、適正な位置に生え難く、また、上下きちんと咬み合わないケースがほとんどです。

 そのため、歯(親知らず)の周りに歯茎が被って炎症が起き易くなったり、最奥のため歯磨きが難しく虫歯にもなりやすくなります。 

特に下の親知らずの場合ですと、斜めに生えてきたり、横を向いていたりもします。

 真っ直ぐ生えていれば他の歯(ひとつ手前の歯)に悪影響は少ないのですが、斜めだったり、横に生えていると大切な手前の歯に悪影響が出やすいため、手前の歯を守る戦略的抜歯も視野に入れた方が賢明かもしれません!

 

 さて、皆さんが心配しているのは抜歯時の事だと思いますので、私の経験(36年)からお話をさせていただきます。

 

 まず、上の親知らずの抜歯は余程の事がない限り腫れたり痛みが続くようなことは無いでしょう!

(36年間の臨床の中でたった一人だけ軽度に腫れた方がおりましたが、99.9%は大丈夫だ(腫れない)と確信しています!)

 

 しかしながら、下の親知らずは少々問題があります!

顎の下側にリンパ腫がありますので、下の歯の中でも特に親知らずは腫れる事が多々あります。

当然腫れれば熱が出たり、口が開かなくなったり、痛みが続くことはあります。

しかし、寝たきりになったり、1~2週間腫れたり、ましてや死んでしまうようなことはありません!!(死んでしまったら元も子もありません!)

腫れても、ほとんどの場合で4日間くらいで治ってきます!

腫れが治まればお口も開くようになるし、痛みも軽減しますので心配は無いのです!

 

 では、どのような親知らずが大変なのか?というと、横に生えていたり、根が太っていたり、根が二股に広がっている場合は少々苦労することもあります。

腫れに関しては、表面に出ている歯の面積が少ないため切開の度合が大きかったり、骨を削除したりなどの難しい症例で時間を費やすと、一般的に腫れる傾向は強いといえます。

しかし、個体差も大きく、1時間がかりで抜歯しても翌日には腫れも痛みも無くすごした方もいれば、簡単に短時間で抜歯が終了しても翌日腫れて来られる方もいます。

 

このように、抜歯時の状況もありますが、腫れるか腫れないかは、個体差のほうが影響が大きい(?)ように思えます。(私見ですが)

 

正直なところ、腫れるか腫れないかについては“抜歯してみないと判らない”ということになります。

また、先ほども説明したことですが、腫れてもほとんどの場合4日程で腫れは治まりますので心配はいりません!!

 

 いずれにせよ、他の歯やお口に悪影響を及ぼすような親知らずは怖いからと拒むより、担当の先生とよく相談の上、抜歯を検討すると良いと思います。

また、上下の親知らずがきちんと咬合していたり、他の歯に悪影響を及ぼさないような親知らずは、あえて抜歯する必要が無いのは当然のことと理解して下さい!

 

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