若葉駅前の歯医者「井上歯科クリニック」からブログ詳細をご案内します。

“うがい薬”の効果効用は?

“うがい薬”の効果効用は?

 高齢者・口腔乾燥症や唾液の少ない方などには効果が期待できます。

 

日本での死亡原因の3番目になっているのが“肺炎”ですが、そのうちの大部分を占める誤嚥性肺炎の主な病原体複数菌種の歯周病菌です!

歯周病治療や予防が、誤嚥性肺炎の予防の治療の一部である!

 

歯周病菌を減らす方法として

1.歯周病の治療

2.抗菌薬の投与

3.1と2の併用

4.その他

 

 などありますが、1、は一般的ではありますが絶対不可欠な治療ですので、ぜひ行って頂きたいと思います。

2、の抗菌薬は長期の服用にて耐性菌出現の可能性が大きいのでリスクも伴います。短期間であればよいのですが長期間は避けた方が良いでしょう!

3、に関しては治療の効果を最大限に引き出すために、短期間の抗菌薬服用も必要かと考えられますので、担当の先生に相談の上、併用治療を行うとよいでしょう。

 

さて本題の“うがい薬”ですが 

 消毒効果の抗菌性洗口液には、癌リスクを高めたり腸内フローラを乱すような副作用が無いという科学的裏づけをとりつつ、健康増進に寄与するという総括がなされています。

ただしメカニカルな清掃(歯磨き)が基本である!ことは言うまでもありません!!

 

 デンタルプラーク(歯に付着したゴミや細菌)の足場となる歯面は口腔内の約25%であり、他の口の面積の残り75%(粘膜など)にも様々な細菌が存在します。その中の悪玉菌が増殖することによりいろんな疾患に影響を及ぼすことになります。

 

 そこで歯磨きだけでは除去できない部位を“うがい薬”で悪玉菌を除去・減少させるという意味での“うがい薬”の使用は大きな役割を果たすと言えます!

(ただし歯面に付着したプラークは、うがい薬では除去不可能です!)

 

 “うがい薬”については一般に市販されているイソジンやリステリンなどで効果は期待されます。

 高齢者・口腔乾燥症や唾液分泌の少ない方などはお勧めです。

 特に高齢者にとって就寝前の洗口液の使用は簡便で大きな副作用も無く、誤嚥性肺炎などに効果がある可能性が高くなります。

誤嚥性肺炎は就寝中などに、下気道に菌が流れ込むことが大きな原因の一つとなることからも、必ず行っていただきたいと思います。

 

最後にもう一度。

 歯周病の治療や歯磨きが出来ていることが大前提となりますのでご注意ください!!

 

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若葉駅東口徒歩1分

℡049-289-1182

 

井上歯科クリニック